破損部の修復はもちろん、色や風合いの再現にまでこだわります。
スーツケースは容量も大きく、荷物も含めるとかなり重量があるため、物理的な力が加わると破損してしまいます。
山澤工房では、熟練を要する破損部の溶着技術をはじめ、修復材料、工具に至るまで、修理に関するあらゆる
ノウハウを、毎日の作業を繰り返す中で、一つひとつ、つちかってきました。
また、ボディカラーの調合も、我々が誇る技術の一つ。デザイン化が進むスーツケースにあわせて様々な色を混
ぜ、なるべく商品の風合いを再現するよう工夫しています。
スーツケースの骨格にあたるのが、フレームです、鉄・アルミ・マグネシウム等の金属で出来ています。
フレームが曲がってしまうと、開け閉めがし難く、酷い場合は閉じる事が出来なくなります。
曲がっている箇所だけを直すと、思わぬところに力がかかり再発の元となるので、全体のバランスを見ながら、きちんと開閉できる仕上げになるよう心掛けています。
内装材を剥がし、ドライバーなどで外れてしまったフレームをボディーにはめます。
木などの当て物をし、ハンマーを使って変形した場所を直します。
ハンマーなどで修正した後、外れてしまったボディーとフレームをリベットで取付けて、完成です。

フレームが変形し、ボディとの間に生じた隙間ですが、様々な器具を使用して整形しました。